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甲状腺・副甲状腺疾患

甲状腺・副甲状腺疾患

甲状腺関連ホルモンの分泌量を測定することで、甲状腺機能の評価を行います。さらに、甲状腺疾患の診断補助のために、自己抗体の有無を確認します。
これらの検査をすることで、診断、治療方針の決定や投薬の調整等が行われます。

関連商品一覧

項目名 品名 備考
TSH アキュラシード TSH
FT3 アキュラシード FT3(B) 2step競合法
FT4 アキュラシード FT4 [Ⅱ] 2step競合法
TRAb アキュラシード TRAb 2step競合法(第3世代)
TgAb アキュラシード TgAb
TPOAb アキュラシード TPOAb
iPTH アキュラシード インタクトPTH
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項目紹介

甲状腺ホルモンと疾患

甲状腺は血中に甲状腺ホルモンを放出することで体内の各器官の働きを調整する役割を担っています。甲状腺の疾患には、甲状腺ホルモンが過剰に分泌される甲状腺機能亢進症や分泌が不足する甲状腺機能低下症などがあり、代表的な疾患としてはそれぞれ「バセドウ病」、「橋本病」があります。「バセドウ病」は動悸や息切れ、多汗、微熱など、「橋本病」は眠気、物忘れ、むくみ、息切れなどの症状がみられます。
診療では、血液中の甲状腺ホルモンであるFT3、FT4、その分泌を調整する甲状腺刺激ホルモン(TSH)を測定することで、甲状腺機能亢進症か低下症かを分類した後、甲状腺自己抗体であるTRAb、TgAb、TPOAbなどの検査を行うことで疾患診断を行います。
甲状腺疾患は生活の質に影響するだけでなく、放置すると命に関わる場合もあるため、適切な治療を早期に開始し、適切に管理することが重要です。

アキュラシード FT4[Ⅱ]について

2ステップ競合法を原理としています。
磁性粒子に固相化された抗T4マウスモノクローナル抗体に検体中のFT4を反応させたのち、B/F分離により未反応物質を洗浄します。次にペルオキシダーゼ標識T3を競合的に反応させ、再度B/F分離を行った後、発光試薬であるルミノールと過酸化水素水を加え、標識に用いたペルオキシダーゼと反応させることにより得られた発光量から検体中のFT4濃度を算出します。
B/F分離を2度行うことで、検体中の夾雑物質等の影響を受けにくくしています。

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