TG
中性脂肪,トリグリセライド,トリアシルグリセロール
項目名称
トリグリセリド
臨床的意義
- コレステロールほどではないが,動脈硬化の危険因子として重要である.また,トリグリセリドの異常高値(1,000mg/dl以上)は,急性膵炎を引き起こす恐れがある.
- リポ蛋白の代謝やそれに関連する酵素の異常をきたす疾患において,その診断および治療の経過判定に有用である.また,糖尿病や肥満をはじめ,糖・脂質代謝異常をきたす各種の疾患においても,診断や治療の経過判定に有用である.
基準値・異常値
基準値 | 150mg/dl未満 |
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高値 |
Critical/Panic value 次に必要な検査
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低値 |
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予想外の値が認められたとき |
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出典:「最新 臨床検査項目辞典」監修:櫻林郁之介・熊坂一成
©Ishiyaku Publishers,Inc.,2008.
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JCCLS共用基準範囲
基準範囲 |
M 40~234mg/dL,F 30~117mg/dL JCCLS(日本臨床検査標準協議会)が健常者の大規模調査データをもとに、日本国内で共通に利用可能な基準範囲として設定したもので、日本医師会をはじめとする関連団体の賛同を得て公表された基準範囲です. |
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製品情報
Lタイプワコー TG・M
添付文書記載の測定結果 |
参考正常値* 50~130mg/dL *福井 巌,久城英人,高野圭以:日本臨牀(秋季臨時増刊号),40,264-276(1982). *2動脈硬化性疾患診療ガイドライン2002年版,5-7(日本動脈硬化学会)(2002). |
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