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リウマチ因子測定

別名

RAゼラチン(血球)凝集試験(RAPA),機器を用いるRF測定

項目名称

リウマチ因子測定

臨床的意義

基準値・異常値

基準値 陰性(RAPA:40倍未満,自動機器:15単位以下)
高値

【陽性】

  • 高値

関節リウマチ(RA),Sjogren症候群,全身性エリテマトーデス(SLE),重複症候群

  • 低値

慢性肝疾患,全身性硬化症(SSc),多発性筋炎/皮膚筋炎,慢性感染症


次に必要な検査

  • 陽性時,IgGクラスRF,抗ガラクトース欠損IgG抗体(CA-RF)や免疫複合体も参考にする.RAが疑われたら抗CCP抗体を測定する.
予想外の値が認められたとき
  • RAでもRAPAでRF陰性が20~30%に認められる.非RAでの異常高値例では,将来,RAの病像が出現する可能性を考え観察する.
  • また,RA以外の疾患ではSjogren症候群や慢性肝疾患の合併も考え検索する.
  • RAPAでは,試薬や判定者に原因があり,抗体価に差をみることもある.半定量測定においては,メーカーにより決められた試薬を用いないと低値をとることがある.

出典:「最新 臨床検査項目辞典」監修:櫻林郁之介・熊坂一成
©Ishiyaku Publishers,Inc.,2008.
無断転載を禁止します

「最新 臨床検査項目辞典」は、医歯薬出版株式会社から許諾を受け、当社が転載しているものです。
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製品情報

添付文書記載の
測定結果
の判定法

参考正常値*,*2 血清 15IU/mL以下


*リウマトイド因子(RF)標準化のガイドライン(日本臨床検査標準化協議会JCCLS認証),臨床病理,第59巻補冊,240(2011).

*2当社 社内データ


<判定上の注意>
検体中に非特異反応物質(異好性抗体等)が存在する場合は、正しい測定結果が得られない場合があります.判定結果に基づく臨床診断は、臨床症状や他の検査結果等と合わせて担当医師が総合的に判断して下さい.

お客様より寄せられた「よくある質問」を掲載しています。 よくある質問

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