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ロイシンアミノペプチダーゼ

略称

LAP

項目名称

ロイシンアミノペプチダーゼ

臨床的意義

基準値・異常値

基準値 30~80U/l(L-leucyl-PNA)、25~43U/l(leucinamide)
高値
  • 肝胆道系閉塞性疾患(原発性・転移性肝腫瘍,胆道癌,膵癌,胆石症,胆嚢炎など),妊婦
  • (以下ロイシンアミド基質法のみ)肝炎など肝細胞傷害,白血病,悪性リンパ腫,自己免疫性疾患,皮膚炎,ウイルス感染症

次に必要な検査

肝胆道系閉塞性疾患の疑いがある場合,ALP,γ-GT,ビリルビン,アミラーゼ,腹部超音波検査など.肝胆膵を標的として考える.

予想外の値が認められたとき
  • LAP高値の場合,家族性高LAP血症の可能性がある.常染色体優性遺伝形式をとり,高LAPの遺伝子を有するホモ,ヘテロの個体では血清LAP活性が常に高い.基準値上限の20~60倍ときわめて高い活性値を示す.他の検査所見と比較して,LAPのみ単独で予想外に高い場合にはまず考えるべきである.

出典:「最新 臨床検査項目辞典」監修:櫻林郁之介・熊坂一成
©Ishiyaku Publishers,Inc.,2008.
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「最新 臨床検査項目辞典」は、医歯薬出版株式会社から許諾を受け、当社が転載しているものです。
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製品情報

添付文書記載の測定結果
の判定法

参考正常値 30~70mU/mL(37℃)


*金井 泉,金井正光:「臨床検査法提要」第31版,657-660(金原出版)(1998).

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