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免疫グロブリンE

略称

IgE

別名

非特異的IgE,レアギン抗体

項目名称

免疫グロブリンE

臨床的意義

基準値・異常値

基準値 1歳未満 1.36~19.32 (IU/ml)
1~3歳 5.24~29.99
4~6歳 5.19~111.94
7~9歳 13.12~141.91
10~12歳 11.09~171.79
13~18歳 24.72~126.77
19歳以上 27.54~138.84
高値

アレルギー疾患(気管支喘息,アトピー性皮膚炎,アレルギー性鼻炎など),寄生虫疾患,肝疾患(急性肝炎,慢性肝炎,肝硬変,原発性肝癌など),膠原病,IgE骨髄腫,気管支肺アスペルギルス症,高IgE症候群,ネフローゼ症候群,Hodgkin病,Behcet病,Wiskott-Aldrich症候群,DiGeorge症候群など


次に必要な検査

アレルギー疾患では特異IgEなどを検査する.特異IgEはその抗原によって通年性,季節性,吸入系,食餌系などさまざまであり,一般的に陽性率が高いものを機械的に選択するのではなく,患者の生活環境,職業やアレルギー症状と疑わしい抗原への曝露歴などについての詳細な問診が必要である.特異IgE抗体のほか,皮膚プリックテスト,ヒスタミン遊離テストなどを必要に応じて施行する.抗原チャレンジテストは症状発現の原因抗原を確定するために有用であるが,アナフィラキシー反応などに対する万全の備えが必要である.寄生虫疾患では糞便検査,その他は疑われる疾患によって適宜検索を進める.

低値 骨髄腫(IgE以外),慢性リンパ性白血病,H鎖病,サルコイドーシス,原発性および続発性免疫不全症

出典:「最新 臨床検査項目辞典」監修:櫻林郁之介・熊坂一成
©Ishiyaku Publishers,Inc.,2008.
無断転載を禁止します

「最新 臨床検査項目辞典」は、医歯薬出版株式会社から許諾を受け、当社が転載しているものです。
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製品情報

添付文書記載の
測定結果
の判定法

参考正常値 10~340IU/mL



<判定上の注意>
検体中に非特異反応物質(異好性抗体等)が存在する場合は、正しい測定結果が得られない場合があります.判定結果に基づく臨床診断は、臨床症状や他の検査結果等と合わせて担当医師が総合的に判断して下さい.

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