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遊離型コレステロール

略称

F-Chol

別名

non-esterified cholesterol

項目名称

遊離型コレステロール

臨床的意義

基準値・異常値

基準値 30~60mg/dl
高値

糖尿病,甲状腺機能低下症,ネフローゼ症候群,閉塞性黄疸,LCAT欠損症,経口避妊薬服用,多発性骨髄腫

低値 肝硬変,甲状腺機能亢進症,消化不良症候群,低リポ蛋白血症,貧血,Addison病,悪液質,肝細胞障害

次に必要な検査

各種脂質検査,肝機能検査,耐糖能障害,原疾患の検索,冠動脈疾患の有無,家系調査などを行う.

予想外の値が認められたとき
  • 採血後の室温放置によりF-CholはLCATの作用によりエステル化が進行し,低値となる.

出典:「最新 臨床検査項目辞典」監修:櫻林郁之介・熊坂一成
©Ishiyaku Publishers,Inc.,2008.
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「最新 臨床検査項目辞典」は、医歯薬出版株式会社から許諾を受け、当社が転載しているものです。
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製品情報

添付文書記載の
測定結果
の判定法

参考正常値 31~64mg/dL


*当社 社内データ.

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