血中(1→3)-β-D-グルカンは、深在性真菌感染の診断補助を目的として測定されています。
当社製品は、調製の必要がないシングルタイプの試薬で、検体数による試薬のロスがありません。
新商品のβ-グルカン シングルM30テストワコーは、発色合成基質法により、LAL試薬の反応時間20分で測定できます。
対応試薬
項目名 | 品名 |
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(発色合成基質法) |
β-グルカン シングルM30テストワコー ライセート試薬(LAL)※ |
β-グルカン シングルM30テストワコー検体前処理液※ |
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(比濁時間分析法) |
β-グルカン テストワコー※ |
β-グルカン検体前処理液 |
体外診断用医薬品
製品一覧はこちら リムセイブ MT-7500の詳細へ項目紹介:血中β-グルカン
深在性真菌症の臨床診断は困難なことが多く、病理組織学的所見によるところが少なくありません。(1→3)-β-D-グルカンは、キチンやマンナンと共に真菌類の主要な細胞壁成分であり、細菌類の細胞壁や、ヒトの細胞には認められない成分です。また、深在性真菌感染症では、起炎菌由来と考えられる(1→3)-β-D-グルカンが血中に出現することから、これを指標として深在性真菌感染の診断の補助として用いられます。