透析液中エンドトキシン
透析液水質確保のための施設内での透析液中エンドトキシン測定を支援します。本品は、比濁時間分析法により透析液中エンドトキシン0.001~0.25 EU/mLの定量測定が可能です。調製の必要がないシングルタイプの試薬で、検体数による試薬のロスがありません。
測定装置トキシノメーター Dia Neoは、制御用PC不要、プリンター内蔵、バーコードリーダー標準装備で、より簡便な測定操作を実現しました。
対応試薬
項目名 | 品名 | 備考 |
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透析液中エンドトキシン | 透析用LAL ミニ | 透析用水または透析液中エンドトキシンの測定 |
関連項目:透析液中エンドトキシン
エンドトキシン(内毒素)は、グラム陰性菌の細胞壁成分であるリポ多糖(LPS:Lipopolysaccharide)であり、代表的な発熱物質(パイロジェン)として知られています。
透析施行時の生体反応および長期合併症のいくつかに透析液中のエンドトキシンが関与する可能性が報告されています。この見解のもとISO、日本透析医学会、日本臨床工学技士会などから透析用水や透析液中のエンドトキシンの基準が示されました。